FamilyParfait日記

家族のあんなことやこんなこと

マナー

日、子供のサッカーの試合の応援に行った時の話なのですが、その日はホームグランドでの試合だったので、朝からいろいろな準備をして、子供たちが気持ちよくプレーできる環境を、監督、コーチ、子供の親たちみんなで整えていました。 そして、駐車場での誘導は子供たちのお父さんたちの役割だったので、駐車場の入口で対戦相手を待っていました。 最初に来たチームの皆さんは、入口付近に来た際に窓を開け、『おはようございます!今日はよろしくお願いします。●●チームです。どこへ止めれば良いですか?』と まあ当たり前の挨拶ができる人たちでした。特に特別なことでもないので、こちらも当たり前のように挨拶をして、駐車スペースに誘導して次のチームを待っていました。 しばらくすると、次のチームが来たので、相手が入口を認識しやすい位置に立って、先ほどと同じようにまずは挨拶からと思い待っていましたが、そのチームの運転手の目はちらりとこちらを見るだけで、すでに目線は車を止める場所を勝手に決めるような感じで、挨拶はもちろんのこと、特に会釈のようなものもせずにスーッと駐車場へ入っていき、勝手に空いてるスペースに止めようとしていました。最終的には奥の方にいたお父さんがなんとか上手に誘導したのですが・・・公共の駐車場ならともかく、相手のチームのグランドに来ているのだから、常識的には一言挨拶してから入るのが当たり前なのではないか?と。なんだか対戦前から不快な気持ちになってしまいました。

あそんなこんなで、一通り誘導も終わり、子供たちの試合を観戦していました。そして、いよいよ先ほど不快にさせられたあのチームとの対戦時間がやってきました。先ほどの不快感も忘れて 純粋に子供たちのサッカーを応援しようと思っていましたが、試合が始まると、その対戦チームの子供たちは 技術的にはとても上手なのですが、ラフプレーが多く、押す・引っ張るは当たり前のプレーをしていました。そもそもサッカーはルールの中での激しいプレーは許されるスポーツなので、ぶつかってケガをするのも致しかたない部分もあるのですが、端から見ている限り、明らかにルールを超えたプレーをして、子供のチームの選手をケガさせてしまいました。子供に後で聞いた話では、特に相手の選手から謝罪もなく、その指導者たちからの謝罪の言葉も無かったとのことです。その時、朝の不快な気持ちが蘇ってきました。やっぱり、ああいう大人たちに指導されている子供たちは同じようになるのだな?と。憶測でものを言ってはダメかもしれませんが、もしかするとその指導者たちは、子供たちに『反則してでも、止めろ!』みたいなことを言っているのじゃないかと邪推をしてしまいます。せっかくスポーツを楽しもうと思っているのに、あのような人たちが一人でもいるだけで台無しになってしまいますね。

ポーツって、単なる技術の競い合いではなく、ルールを守ることの大切さや、お互いを思いやる気持ちを育む為のものだと自分は思っています。今の世の中、個人の個性を尊重することばかりが取沙汰されていますが、それが曲がって認識されているような気がして少し心配しています。個性だからわがままが許されて言い訳ではなく、世の中のルールの中での個性の発揮でなければならないと思います。そこにはきっとマナー(礼儀作法)の力が必要になるのだと思います。なので、我が子たちには技術を磨くことよりも、マナーの部分を多く学んでもらう目的で集団行事に参加させています。